作品について    

私の作品はガラス胎七宝ガラスフュージングという技法で作っています。
ガラス胎七宝とは、板ガラスに厚さ0.07mm、幅0.8mmの銀平線を焼付け
ガラスの釉薬(砂のような形状です)で彩色するものです。
しかし、銀線は赤系の釉薬やガラスを黒く化学変化させてしまうので
使う色が限られ、とても不便です。
そこで、最近は彫金に使う「からげ線」というもので輪郭をとるようにしています。
フュージングはガラスとガラス、あるいはガラスと金属などを溶着させるものです。
ガラスは3、4社のガラスを好んで使用しています。
有線七宝に適したやわらかいガラス、融点が高くてにごりや変色が少ないガラス
発色がきれいなガラスなどそれぞれに長所があるからです。
工房にはブラスト機もあります。
作品の表面にテクスチャをつけたり、コーティングされたガラスに
細かい模様を施すのに欠かせません。
   
ガラスの作品達は温度管理を怠ると割れてしまいます。
また、作業は、焼成、研磨、必要があれば彫金というようにどれも時間と手間が
かかります。
それゆえに、できあがった作品達はどれも皆愛しくてたまりません。
   
まだまだ勉強中のあんだんてですが
一つ一つに思いをこめて、手にとってくださった方への感謝を忘れず
コツコツと作り続けていきたいと思います。